PiTaPaカードで、JRに乗車してもポストペイ(後払い)が2018年10月1日からスタートと決定しました。
待ちに待ったと言う感じですね。これで、PiTaPaとICOCAの二枚持ちから解放されそうな気がします。
路線によっては、PiTaPaでJRに乗車しても割引が効くなどけっこう便利になりそうで期待してしまいます。
色々と、細かな情報が出て来ましたので今回はまとめておきたいと思います。
ポストペイがスタートする前に準備しておきたい事
現在、JRに乗車するのにPiTaPaを使っていてオートチャージの設定をしている方は今後オートチャージを使うかどうかの見直しをしておいた方が良いと思います。
近畿のポストペイエリア外に出る事がない又はPiTaPaのエリア外でPiTaPaを使う予定がない(関東などで使う事がないなど)方は、オートチャージの設定をしていても使い道がほぼなくなりますので、10月までに検討をしておきたいところです。
10月1日にJRでもポストペイがスタート
西日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR西日本」)およびスルッとKANSAI協議会は、JR西日本でのPiTaPaカードによるチャージ(入金)不要のポストペイサービスの導入について既にお知らせしているところですが、このたびサービス開始日ならびにサービスの詳細を決定いたしましたのでお知らせいたします。
PiTaPa「JR西日本におけるPiTaPaポストペイサービス(後払い)のご利用開始について」
ついに、いよいよと言いった感じです。それでは、詳細をまとめて行きたいと思います。
ポストペイ開始日とエリア
2018年10月1日(月)~
JR西日本ポストペイエリア
近畿圏が対象ですが、全てではなさそうなので確認をお願いします。詳細は、こちらへ。
※この日から、自動的にポストペイに移行されチャージされたお金は減らなくなります。
※JR西日本ポストペイエリア内の駅を、PiTaPaカードで乗車駅(入場)、降車駅(出場)で自動改札機タッチした場合、ポストペイサービスを適用となります。
※キッズカードも対象で、キッズの場合は小児料金が適応となります。
ポストペイの対象外
- 乗車又は降車で、ポストペイエリアの駅を使った場合。(例:JR西日本ポストペイエリア内の駅から乗車して、ポストペイエリア外の駅(JR以外の他社の駅も含まれます)で降車した場合。(逆もあり))
- のりこしの精算機で、PiTaPaと他の切符を使って精算した場合
- 自動券売機で切符を購入した場合
- PiTaPa定期サービスで、定期券の区間内の利用の場合
- 新幹線(スマートEX)の利用の場合 など…
ポストペイのエリア外で、PiTaPaを使用した場合はこれまで通りチャージしたお金が使われます。ちょっと、この辺がややこしいですが…。
他社の電車などを乗り継いだ時は、ポストペイのエリアかどうかを調べておいた方が良いかもしれません。ポストペイエリア外の時でチャージしたお金がない時は、自動改札が鳴ると思います。
一部区間では、割引サービスもあり!
PiTaPaカードでの1ヵ月間(1日から末日まで)のポストペイサービスのご利用実績に対して、以下のPiTaPa割引サービスを適用します。
時間帯指定割引《大人用のPiTaPaのみ》
《対象区間》※それぞれ路線の一部の区間です
- JR京都線
- JR神戸線
- JR宝塚線
《対象となる条件》
- 平日の10時~17時の間に、入場又は出場した場合
- 土休日と年末年始の始発から終電までに利用した場合
- 「時間帯指定割引適用区間」の区間(グループ)ごとの利用回数が4回以上の場合(4回目以降は、区間により一回利用するごとに30%または50%の割引)
※事前登録は不要で、PiTaPaで乗車(降車)すると自動的にカウントされ割引が適応されます。
※適応区間は、こちらから確認して下さい。
利用回数割引
《対象区間》
JR西日本ポストペイエリアの駅相互間
《対象となる条件》
- 同一運賃区間の利用回数が11回以上の場合(11回目移行は、一回利用するごとに10%割引になります)
- 大人用もキッズ用(小学生)ともに対象
※こちらも、事前登録は不要でPiTaPaで乗車すると自動的にカウントされ割引が適応されます。
まとめ
JR西日本ポストペイエリア内であれば、PiTaPaとICOCAの二枚持ちからは解放されそうな内容になりましたね。
しかし、それ以外の場所に行くとなるとPiTaPaでチャージをするか乗り越し精算をするしかないのかなと言う印象です。
割引も、一部の区間のみだけなのが少し残念です。今後、他の区間へ広がって行くととても嬉しいので期待しております。
でも、割引に関して言えば事前登録の必要がなく乗車するだけで勝手に適応されるのはとても便利。この機能も、いろんな場面に広がって欲しいところです。
きっと、こうして少しずつ便利になっていくのかなとも思ってます。今後のPiTaPaにも少し期待します。