PiTaPaのオートチャージについてまとめました。
オートチャージ自体は、とても便利な機能なのですがチャージをすると使い道がない問題に直面する事もあります。
このオートチャージは、関西圏では特に問題なく利用出来ますが他の地域ではオートチャージは出来ないなどの問題も発生します。
そんな、設定する前にしっかり考えないといけないPiTaPaのオートチャージについて調べてみました。
オートチャージとは
チャージ残金が、1,000円以下になった時に改札などを通ると2,000円ずつ自動的にチャージされていく機能のことです。
申し込み方法
《申し込み方法①》PiTaPaカードを作る際にオートチャージ設定をする
ピタパカードを新規で申し込む際に、オートチャージの登録をする事が出来ます。と言っても、難しい方法ではなく申し込み用紙にチェックを入れるだけです。
オートチャージの登録をした場合、カードが届いた時点ではチャージ金額が0円です。初めて、改札を通った時に自動的に2,000円チャージされます。
ちなみに、同時に家族カードの申し込みした際は全ての家族カードもオートチャージの設定がされていますのでご注意を。
必要がない場合は改札などでタッチをする前に(初回で使う前に)、カード毎に解除が必要です。(家族カード2枚持っていて、どちらも解除が必要な場合は2枚とも解除の申込が必要です。)
《申し込み方法②》PiTaPaを持っていてオートチャージの設定が必要になった
もともと、PiTaPaを使っていてオートチャージ設定が必要になった場合は、解除方法と同じく駅や営業所に行って申し込みの手続きが必要です。
この場合も、本人確認が出来るものが必要でカード1枚ずつの申し込みが必要です。
解除方法
オートチャージの解除方法は、駅又は営業所で解除の申し込みをしないと出来ません。
※電話やインターネットでは、今のところできません。
※本人確認が出来るものが必要です。
支払いは?
毎月のポストペイ(後払い)された金額とオートチャージされた金額と合わせて指定の口座からの引き落としになります。
キッズカードはどうなるの?
キッズカードの場合は、残金が500円以下になった時に1,000円ずつチャージされていきます。
支払いは、本会員(保護者など)の使った金額と合算して口座からの引き落としとなります。
チャージしたお金の使い道
使い道としては3つに限られます。
特にPiTaPaのエリア内(ほぼ関西圏内)だと、ポストペイ(後払い)が優先されるので使い道がとても限られてきます。
チャージしたお金の使い道は下の記事でまとめましたので参考にどうぞ。
そして、2018年10月には関西圏のJRでもポストペイ(後払い)方式での乗車が出来るようになるので使う路線により、チャージの必要がなくなりそうな感じがします。
買い物でも使える??
加盟店であれば、PiTaPaで買い物をする事は出来ます。
しかし、買い物で使ったお金はポストペイ(後払い)になるのでチャージしたお金は使われません。
なので、買い物についてはほぼクレジットカードと思っても良いと思います。
オートチャージされる地域は??
PiTaPaのオートチャージは、全国どこでも出来ると思いきや残念ながら関西以外では出来ないのが現状です。
関西ならほぼオートチャージが出来ます
PiTaPa交通ご利用エリア内であれば、オートチャージが出来ます。
関西であれば、オートチャージがほぼ出来ると言って良いと思うので関西ではそんなにオートチャージの心配をする必要はないと思います。
関西以外ではとても限られますがチャージ出来る地域もあります。
《関西以外でオートチャージが出来る場所》
- 金沢・富山の西日本JRバス
- 静岡の静岡鉄道としずてつジャストライン
- 岡山の岡山電気軌道(路面電車・バス)・両備バス・下津井電鉄(バス)・中鉄バス
※IC定期券の設定をしている場合は、定期券の区間内はオートチャージされません。
東京などでチャージが必要になった時
PiTaPaは、交通系ICカードの全国相互利用サービス対象エリア内で使用出来るので旅行などで東京や名古屋や福岡などへ行った際にもPiTaPaが使用可能です。
しかし、この交通系ICカードの全国相互利用サービス対象エリア内でPiTaPaを使用するにはチャージをしておかなければなりません。そして、オートチャージは上に書いた地域以外ではできません。
じゃ、旅行などで東京などに行っていて急にPiTaPaにチャージしないといけなくなった時にはどうしたら良いの??となる場合もあると思います。
その場合、駅にあるICカードにチャージが出来る券売機でならPiTaPaもチャージが出来ます。支払い方法は、現金のみ。
ただ、コンビニなどではチャージは出来ないので注意して下さい。
まとめ
- オートチャージの手続き(申込・解除)は、駅又は営業所のみ。(新規でPiTaPaを作る時を除く)
- 1,000円以下になると、2,000円チャージされる。(キッズは、500円以下1,000円ずつ)
- PiTaPa交通ご利用エリア内、ならオートチャージが出来る。
- PiTaPa交通ご利用エリア以外で、チャージしたい時はチャージが出来る券売機へ。支払いは現金のみ。
オートチャージは、とても便利な機能だと思います。必要であれば、毎回チャージしなくて良くなるので時間の節約にもなります。
ですが、チャージしたお金の使い道がとても少ないのでここは注意したいところです。もう少し、チャージしたお金の使い道が増えてくれるとありがたいですがPiTaPaはクレジットカードみたいな物なので難しいかもしれないです。
それと、オートチャージも関西以外に行った時は少し注意が必要で関西以外でPiTaPaを使う予定がある場合は、関西でチャージしてから出かけた方が便利かもしれません。
と言う事で、便利だけど少し注意が必要なPiTaPaオートチャージでした。