キッズ・ジュニア用PiTaPaカードのサービスの一つに「あんしんグーパス」と言う機能があります。
申込をすると、子どもが駅の改札を通ると保護者にメールが来ると言うサービスです。
子どもが小学生になりたてなどで、「一人で通学や塾に通わせるのが心配…」と言う保護者の心配を少し減らしてくれる良いサービスだと思います。
そんな訳で、今日は「あんしんグーパス」について調べてみました。
あんしんグーパスは、子どもが改札を通ると保護者にメールが届くサービスです。
利用出来る駅
PiTaPaエリア内なら基本的には利用できそうです。(利用出来るエリアの一覧はこちら)
ただし、バス・JR・阪堺電車・岡山電気軌道・静岡鉄道・水間鉄道・叡山電鉄・近鉄の一部の駅などでは利用できません。
その他では、南海三国ケ丘駅でJRから連絡改札口を通り南海へ、JR鶴橋駅から連絡改札口を通り近鉄へ入場した場合はメールが配信されないので注意です。
利用料金
子ども一人につき、1,800円(6か月契約)
契約期間
6か月
登録完了メールが届いた翌月1日から6か月間。
自動更新なので、途中でやめたい時は退会届を請求して郵送する。途中で退会する場合は、退会手数料300円がかかります。
子どもが、高校3年生(学年)の3月31日をもって自動的に退会となります。
引き落とし日
毎月26日(金融機関休業日の場合は翌営業日)
申し込みをした最初の引き落としは、翌月の26日に引き落としとなります。
申込方法
①PiTaPaジュニア・キッズカードを用意する
PiTaPaカード裏面の、黒のラインで白字で書いてあるSUから始まるカード番号を申込書に記入。
※カード裏面には、PiTaPaの会員番号も書いてあるので注意!
※大人用の普通のPiTaPaカードでは申込できません。
PiTaPaカードを持ってない場合は、先にカードの申し込みをして手元にカードが届いてからあんしんグーパスの申込をしましょう。
ちなみに、PiTaPaカードは種類がとても豊富なのできっと自分にピッタリの一枚が見つかると思います。
②メールアドレスを用意
《docomo、au、softbank、Willcomのメールアドレス》
動作保証がしてあるのでこの4つのメールアドレスなら問題なく登録できます。
《「gmail.com」「icloud.com」のメールアドレス》
「Gmail、iCloudご利用登録同意書」を印刷して記入し、郵送すると登録できます。
《その他のメールアドレス》
フリーメールやPCメールアドレスは動作保障外のため、申込みできません。
※迷惑メール設定をしている場合、メールを受け取れるように設定を!!
ドメインで迷惑メールの設定をしている場合は「goopas.jp」を受信許可に追加。
メールアドレスで迷惑メールの設定をしている場合は、「info-pg@goopas.jp」「webmaster-pg@goopas.jp」の二つを受信許可に追加してください。
③住民票を用意
住民票なんかいるの⁈と言った感じではありますが、子どもの個人情報(どこの駅から乗った、降りたがわかるので)が悪用されると困るので住民票が必要みたいです。
・あんしんグーパスの会員になる保護者の名前(預金口座名義人)
・配信されたメールを受信する保護者の名前(メール受信者)
・キッズもしくはジュニアPiTaPaカードを利用して改札を通過する子供の名前
これらを確認する為に家族であり同居もしていると言う証明の為に住民票が必要。
《住民票に必要な項目》
・現住所、氏名、生年月日、続柄、この4つが記載されている事。
・発行から3か月以内(発行日が記載されていない住民票は不可)。
・形式は、世帯連記式・個人式のどちらでも良い。
※子どもを追加(兄妹などを)したい時は、新規扱いになり新たに住民票も必要になる。
④保護者の支払い口座を用意
保護者の口座が必要で、子どもの口座では申込できません。
※PiTaPaカードのお支払い口座とは、別の口座の登録が必要です。
⑤申込書を印刷して記入、捺印
・あんしんグーパス同意書(兼)申込書
・預金口座振替依頼書・自動払込利用依頼書
この2枚をダウンロード後に印刷し、記入、捺印をする。
※「gmail.com」「icloud.com」のメールアドレスを利用する場合は、gmail、icloudご利用登録同意書も必要です。
※子どもを2名以上登録したい場合は、1名ずつそれぞれに記入する。
(2名登録する場合、あんしんグーパス同意書(兼)申込書が2枚、預金口座振替依頼書・自動払込利用依頼書が2枚必要。さらに、gmail、icloudを利用するのであればgmail、icloudご利用登録同意書も2枚必要です。)
⑥郵送する
・あんしんグーパス 同意書(兼)申込書
・預金口座振替依頼書・自動払込利用依頼書
・住民票(コピー可)
これらを、1枚ずつ用意し郵送する。
gmail、icloudを利用するのであれば、gmail、icloudご利用登録同意書も1枚必要です。
送付先
〒553-0001
大阪市福島区海老江1丁目1番31号
アイテック阪急阪神株式会社 あんしんグーパス係
登録完了メールが届いた翌日から「あんしんグーパス」を利用できます
書類到着後、5日程度で登録完了メールが届きます。
このメールが届いた翌日から、子どもが改札を通ると保護者にメールが届くようになります。
住所変更やPiTaPaカードを再発行した時
住所などが変更になった、PiTaPaカードを再発行したなどの時は「変更書届」を記入して郵送しなければなりません。
さらに、PiTaPaのちょっとめんどくさいところの一つなんですが、兄弟など複数の子どもさんの登録をしている場合は人数分の変更書届が必要になります。
ネットである程度の事が出来るようになると便利なんですけどね。これからに期待しておきます。
詳しくは、あんしんグーパスのサイトをご確認下さい。
まとめ
・あんしんグーパスは、子どもが改札を通ると保護者にメールが届くサービス。
・JR、バスなどや駅・乗り換え方法によっては、使えないところもある。
・6か月ごとに1800円の利用料金がかかり、高校3年生3の3月31日までは自動更新になる。
・カード番号がSUから始まるPiTaPaジュニア・キッズカードが必要。
・「gmail.com」「icloud.com」を登録メールアドレスにする時は、「ご利用登録同意書」が必要になる。
・発行から3か月以内の住民票も必要になる。
まとめるとこんな感じです。
とても良いサービスだと思うのですが、デメリットもあげてみると申し込みの際に住民票が必要だったり利用料金が月にして300円かかる。そして、自動更新で退会の手続きも郵送のみなので少し手間がかかるところ
これが、もう少し手軽に登録出来て退会も簡単に出来るとなれば「小学生になりたてで、ちょっと通学に心配だから1か月だけ利用してみよう」と思えるのになぁ。
駅の利用情報も個人情報の一つなんだとは思いますが、もう少し手軽に使ってみようと思える方法になれば今以上に使ってみようと思う人が増えると思います。
まっ、デメリットも最初だけだし駅の利用を個人情報ととらえてきちんと対応してくれているので子供が心配な方は使ってみるのもありだと思いますよ。