こんにちは。
先日、「ジブリの立体建造物展」と言う展示会に行って来ました。
ジブリを「建物」に注目して、物語をより深く知ろうと言う展示でした。
もうこれが、絵はもちろんですが模型がとてもすごかったのです。
今日は、そんな「ジブリの立体建造物」について書こうと思います。
人と等身大の模型で物語の中に入り込む
「実は石像はこんなに大きかったのね。」なんて思いながら、少しだけ千尋気分で先に進む。
すると、千尋のお父さんとお母さんが夢中でごはんを食べて豚になってしまった屋台が登場。ジブリに登場するごはんって、すごくおいしく見えるのはなんでだろうと思う。
次は、ハウルと動く城のソフィーの帽子を作るための作業台。実際に、制作途中だと思うシンプルな帽子も置いてあったりして見ててあきません。
そして、私はこんな作業台欲しい!なんて思いつつ次に進みます。
ここからは、作品ごとに背景画や模型が!
上の地図を見てもらえるとわかると思いますが、「風立ちぬ」→「かぐや姫の物語」→「アルプスの少女ハイジ」→「コクリコ坂から」→「ゲド戦記」→「借りぐらしのアリエッティ」→「思い出のマーニー」→「耳をすませば」→「ハウルの動く城」→「魔女の宅急便」→「紅の豚」→「千と千尋の神隠し」→「となりのトトロ」→「もののけ姫」→「平成狸合戦ぽんぽこ」→「おもいでぽろぽろ」→「ホーホケキョとなりの山田君」→「崖の上のポニョ」→「天空の城ラピュタ」→「風の谷のナウシカ」と進んで行きます。
どの作品もですが、背景や建物はとても細かく書き込まれていて当たり前かもしれませんが、キャラクターがいなくても背景だけでも絵として成立しているぐらいすごく丁寧に書かれていました。
それに、意外と一枚の絵に見えてもよーく見ると切り貼りしている物もあったりするのでじっくり見ていて面白かったです。
そしてそして、私が一番見ていて飽きなかったのは細かく作り込まれている小さな模型の数々。
アリエッティの家は、本当にアリエッティが住んでそうなサイズでしたし、アルプスの少女ハイジの模型はとても大きな物で町がどうなっているかが良くわかる物になっています。
天空の城ラピュタでは、パズーが働いてた鉱山の模型があり地中の中には恐竜の化石らしきものがあったりもしました。
そんな、模型の中でも一番インパクトある千と千尋の神隠しの油屋のとても大きな模型。
今までの模型とは違い、ライトが付いたり消えたりして朝と夜の油屋をイメージする事が出来ます。
それに、音もあったのでワイワイしてる感じがしてキャラクターがいなくても中では千尋が頑張ってる映像をイメージする事ができます。
「千と千尋の神隠し」のあと、次の「となりのトトロ」の展示が始まるまでは、建造物展と銘打っているだけあって日本の建物を建てる時に使う昔ながらの、かんななどの道具も展示されていました。
道具の他には、欄間やふすまなども展示されていて建築が好きな人にも楽しめるのではないかなと思いました。
まとめ
とっても楽しかったです!
欲を言えば、もう少しゆっくりじっくり見てみたかったです。まぁこれは、自分のさじ加減ですが…。
込み具合は、私は平日の12時頃に行ったのですがチケットの購入に約10分程の待ち時間がありました。
前売りチケットを持っている方は、待ち時間なく入場する事が出来ていたので待ちたくない人は前売りチケットを購入する事をおススメします。
入場してからは、道が狭いところもあったせいか少し人が多いと言う印象で場所によっては少し次に進むのが難しいところもありました。
そして、気になるグッズですが売り切れの物もちらほらありましたので行くなら早めが良いかなと思います。なんせ、終了が近いので売り切れもしょうがないかなとは思いますが。
「ジブリの立体建造物展」詳細
開催概要
「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで、背景画や美術ボード、美術設定といった制作資料約450点と、代表作の立体模型も展示。 物語の舞台である、空想的で現実的な空間へのこだわりに迫ります。
スタジオジブリ ジブリの立体建造物展
期間
2017年12月2日(土)~2018年2月5日(月)
開館時間
午前10時~午後20時まで(予定)
入館は、30分前まで。
※混雑状況で、時間が変わるようです。
入館料
【当日】
一般 1,500円
大学・高校生 1,100円
中学・小学生 500円
※団体・前売り券あり。
※障がい者手帳などでの割引あり。(美術館チケットカウンターで購入されたご本人+付き添い1名様まで当日料金の半額で入場できます)
※詳しくは、こちらから。
会場
あべのハルカス美術館
JR天王寺駅からすぐの「あべのハルカス」の16階にある美術館です。
58階からの展望台には劣りますが、あべのハルカス美術館と同じ16階の庭園からの眺めは良いですよ。小さく大阪城も見えたりします。