こんにちは。
昨日、NHKで「ダーウィンが来た!」と言う番組で猫特集をしていました。しかも、二週連続で次は11/19の午後7:30からの放送です。
主役は、福岡県の相島(あいのしま)に住んでる野良猫の「コムギ」茶トラのオスです。
このコムギ、野良猫なのにふくふくしてすごくカワイイ。
野良猫でオスとなると、もっとガリガリになって傷だらけと言うイメージからかなりかけ離れてるコムギ。
今日は、そんな昨日放送の「ダーウィンが来た!」の感想です。ネタバレありなのでご注意を。
若いオスはなんで急にいなくなるのか?
家で飼っている猫でも、突然いなくなっちゃう猫は多いです。(メスもたまにいなくなりますが)
探しても探してもいないのに、1週間後とかに急に家に帰ってきたりします。それも、傷だらけでガリガリになったりしてて嬉しい反面何があったのかとっても心配になります。
いなくなる理由は、「自分の居場所を確立するために、自分の今までいた場所を離れて新しい場所へ旅をする」なので、急にいなくなっちゃうのです。
猫は、ライオンと同じ様にある程度のグループで暮らしていて、メスは生まれてからずっと同じ場所(グループ)の中で暮らして行くのです。
しかし、オスは近親交配を防ぐ為にも生まれた場所以外の新しい場所を求めて旅に出るそうです。
コムギがかわいくてかわいくて
そして、主人公の「コムギ」。
コムギも自分の生まれ育った場所を離れて旅に出ます。
と、その前にコムギ目線の小型カメラを首に付けられます。カメラをぶら下げて歩いてる姿がすでにカワイイ。
そんな訳で、旅に出たコムギ。
旅先では、いろんなオス猫とのバトル。それはもう、すごい戦いです。
始めは、負けたり相手の迫力に怯えたりとしていたのですが最後には初めて勝っていました。
普段、あまり猫の本気の戦いを見る事はほとんどないのでこんなにも激しい戦いをしているのかと思いました。
こんな戦いを何度もしていたなんて、そりゃ傷だらけで帰ってくる訳ですよね。
次回は、猫の「子殺し」の謎が解明される
オス猫は、他のオスとの間に生まれた子猫を殺してしまう事があるそうです。
子殺しをする事によって、子育て中だったメス猫を再び発情させて自分の子孫を残そうとするそうです。
本能ですよね。子猫はかわいそうだし、お母さん猫もかわいそうだけど動物の世界はそう言う物なのかもしれない。
次回、11/19の19:30~はこの「子殺し」の行動。なんと、DNAを鑑定して解き明かしてくれるそうです。
やっぱり、自分と近い血だと親近交配を防ぐ意味でも「子殺し」をさせてしまうのかな?
DNAなんて難しい言葉も出て来てますが、そんな事抜きにしても普通に猫を見てるだけで癒されます。それに、次回は子猫も多そうです。
ちなみに、うちにいる猫達はこの番組には何の反応も見せませんでした。岩合さんの「世界猫歩き」は、大好きなようで必死になって見てるのにな。